色彩検定

【1級合格者が説明】色彩検定合格にスクールや通信講座は不要【独学がコスパ最強】

こんにちは、餅屋です。

色彩検定に興味がある人「色彩検定を受験したいんだけど、一人で勉強できるか不安。スクールに行ったほうがいいのかな?通信講座だけでも必要かな?」

こういった疑問に答えます。

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私は、完全独学で3ヶ月の勉強の末2級を受験して合格し、その半年後に1級に合格しました。

フルタイムで仕事をしているので試験勉強は休日のみ。

私の仕事はデザイナーで色に接する機会は多いとは言え、色彩を学んだことは初めて。

ほとんどが知らない知識でしたが、独学だけで一発合格できました。

結論:スクールや通信講座は不要

色彩検定1級・2級・3級にの合格に通信講座は不要です。

 

色彩検定の合格に必要な条件は、次の2つだけです。

・条件① 公式テキストの内容がそこそこ頭に入っている
・条件② 問題形式に慣れている

 

この2つの条件を満たすには、次の手順を繰り返すことで達成できます。

・手順① 公式テキストを読む
・手順② 問題集や過去問を解いて、知識の穴や弱点を発見する
・手順③ 知識の穴や弱点を、公式テキストで再確認する。

 

これでどの級も合格は可能です。
(1級の2次(実技)だけは軽くネットで調べる必要がありましたが)

この過程にスクールや通信講座の入る余地はありません。

 

教材を増やすことは逆効果

試験には、見たことも聞いたこともない問題が出されることはまずありません。

どの問題文も、「あ、これ公式テキストに載ってたやつだー」と思うものだけで構成されています。

だからこそ、教材を増やさないことが大事です。

スクールや通信講座で配られる独自教材やプリント、各種出版社から出ている参考書など、情報源を増やせば増やすほど記憶の穴が多くなります。

公式テキストと試験問題は同じような図が出題されるので、「あ、この図見たことがある!この辺が紫で、赤で……」と記憶のトリガーが残りやすく、芋づる式に記憶が呼び出されるたりします。

しかし教材が多くなると、同じ内容が書いてあったとしても切り口や視覚的な違いによりトリガーが働きにくくなるので、逆効果です。

公式テキストは、何よりもわかりやすい教材

「独学でテキストを頭の中に入れる」というのに抵抗を感じる人もいると思います。

確かに法律系の資格などは、理解することすら難しい高度な知識が要求され、先生にわかりやすく教えてもらう必要があるでしょう。

しかし、色彩検定の公式テキストはとてもわかりやすいです。

特に3級からきちんとやれば、理解に困ることはないでしょう。

ためしに、3級の1分野だけでもテキストを3回読んで、その分野の過去問を解いてみてください。

試験問題も癖がないので、7~8割はとれると思います。

これを全分野できるのかと言われると不安になると思いますが、スクールや通信講座をとっても、結局何度も復習して記憶を定着させなければいけないのは同じ。

ですので、スクールや通信講座をとる時間で、公式テキストを何回も読む方が経済的にも時間的にも効率的です。

スクールに行きたいなら、合格してから行こう

皆さんの中には、試験だけではない色彩の知識や、先生との出会い、人間関係構築のためにスクールの受講を希望する人もいるかも知れません。

が、それって色彩検定のスクールである必要はあるでしょうか??

色彩検定は、知識を体系的に身につける資格です。

しかし、本当の色彩の力は知識を身に着けた先に、それをどのように活かすかのほうが大事です。

色彩検定の実施団体である色彩検定協会では、様々なイベントや講座を開講していて、現実世界にどう落とし込むかについての講義や1級合格者限定講座もあります。

参考リンク:色彩検定協会『イベント・セミナー』

色彩検定合格のために受ける講義よりも、一定の知識を身に着けたあとで受ける実践的な講座の方が、遥かに有意義だと思います。

ですので、色彩検定合格はまずは独学ではじめてみてはいかがでしょうか??

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