こんにちは、餅屋です!
今回は、仕事机のリメイクに挑戦してみました。
もとの机は、このニトリのL字デスク(多分もう売ってない)。
友人から譲り受けて形が気に入っていたのですが、この暗い茶色の天板がインテリアに合っていないとつくづく思っていました。
1年くらい我慢していたのですが、今回思い切ってリメイク!
方法としてはダイノックフィルムというカッティングシートをベタっと貼るというものです。
完成を先に紹介すると、こんなかんじ。
綺麗に貼れました!
が、ところどころ失敗している箇所もあるので、「私の二の舞は踏むな!!」というのもご紹介します!
今回は、ダイノックフィルムの注文〜道具を揃えるところまでのレポートです。
目次
カッティングシートの選定→ダイノックフィルムに決定
カッティングシートはいろんなブランドが出していて、100均で購入することもできます。
ただ、普段長い時間を過ごす仕事机なので質も重要。
木目のプリントが綺麗で、できれば向こう10年以上はもつ耐久性がほしい。
というわけで、他のカッティングシートより少し値が張りますが3Mのダイノックフィルムを選びました。
いろいろ種類がありますが、だいたい122cm幅で1m4000~5000円くらい。お高いですね
選んだ理由は、
ポイント
- ・業務用で、かなり耐久性が高い。種類によっては屋外にも貼れるほど。
- ・住友3M社製ということで、大手メーカーの安心感がある。
同じようなカッティングシートは色々あります。(サンゲツのリアテックシート等)
調べてみると、ダイノックフィルムは特に加工しやすいとのことですが、使い勝手はあまり変わらない印象でした。
私は3Mの安心感をとりましたが、どれがいいかは正直好みかなと思います。
机の大きさを測ってシートを注文
このL字デスク、天板は左下の机のない部分を無視すると、横140cmx奥行き100cmです。
天板の縁をシートを巻き込む必要があるので、厚み2.8cmも考慮して、天板の広さ+1辺6~8cmくらい余剰が必要です。
ダイノックフィルムは横幅122cmのロールなので、これを縦にもってきて、長さ160cm購入すればすっぽり包める形になります。
ということで、1.6m分を注文しました。
私が選んだのは、ダイノックフィルムのFW-327というもの。
明るい茶色で、床やドアなどの色にかなり近い色です。
値段は、私が買ったときで、10cm418円、1.6m+送料で合計7,620円(税込)でした。
ダイノックフィルムは木目含めかなりの種類があるので、好きなものを選びましょう。
Amazonでも購入できますが、楽天市場で調べるのをおすすめします。
注文するショップによっては、10cm単位で注文できて、送料無料で価格を抑えたショップもあります。
2020年12月現在、楽天市場の『貼リッパくん』というお店が比較的安くて送料無料です。
さらに、画面での色味と実物がちょっと違う場合もあるので、念には念を入れたいときは有料サンプルを購入して確かめましょう。
必要なものを揃える
今回使用した道具はこちら。
必要なもの
- ダイノックプライマー
- スキージー
- カッター
- はさみ
- 定規(できれば50cm以上)
- マスキングテープ ※100均でOK
- 雑巾・布巾数枚 ※100均でOK
- 使い捨て容器(プラスチック使い捨てコップ) ※100均でOK
- プライマー用刷毛 ※100均でOK
- 掃除用使ウェットシート
- ドライヤー
1.ダイノックプライマー
ダイノック専用のプライマーです。
プライマーとはダイノックフィルムを貼る下処理として塗る薬品で、これを塗っておくとダイノックフィルムの耐久性がかなりUPします。
なので、できるだけ剥がれてほしくない場所はこれを塗っておくと安心です。
ただし、これを塗る時は部屋がかなりシンナー臭くなります。
使用するかどうかは、作業する環境をよく考えてから、使用するかどうかを考えたほうがいいでしょう。
このプライマー、業者さん向けに1L以上で販売されていることが多いですが、DIYでは正直使いきれません。
↓こちらの、250mlで十分です。これでも多すぎるくらいで、L字デスクのリメイク終了時点で9割残ってます……
2.スキージ
スキージは、カッティングシートを貼った上からこすって圧着するのに使います。
スキージーにはフェルト付きとフェルト付きじゃないものがあります。
スキージをカッティングシートに付けてくれるお店もありますが、大抵はフェルトは着いていません。
フェルト無しだとダイノックフィルムが傷つく恐れがあるので、そういう場合は自分で貼り付けるか、布を自分で巻き付けて使用しましょう。
購入する場合は、最初からフェルト付きのものを買ったほうがラクです。
3.カッター
カッティングシートを切断するのに使います。カッターなら割と何でも良いです。
4.はさみ
こちらもカッティングシートを切断するのに使います。はさみなら割と何でも良いです。
5.定規
机などに貼る場合、長い距離を切るので、できれば1M定規があれば便利です。
が、ダイノックフィルムの裏紙に10cm目盛りが着いているので、30cm定規でもまっすぐ切るのは簡単です。
餅屋は50cm定規を持っていたのでそれを使用しましたが、30cm定規でも大丈夫だと思います。
6.マスキングテープ ※100均でOK
位置合わやプライマーを塗りたくない部分に貼るなど、とりあえずあると便利です。
7.雑巾・布巾数枚 ※100均でOK
使い捨てできる雑巾か布巾を数枚用意します。
私は100均で3枚セットの台布巾を使用しました。
8.使い捨てプラスチックコップ ※100均でOK
塗る時にプライマーを入れる容器として使用します。
紙コップだとどんどん染みてくるので、プラスチックがおすすめです。
8.プライマー用刷毛 ※100均でOK
使用するとプライマーをとるのが大変になるので、使い捨てできるように100均でいいと思います。
10.掃除用ウェットシート
天板の表面のホコリや油を落とすのに使いました。
専門的にはラッカーうすめ液というものを使って汚れを落としますが、薬品を揃えすぎると手に余る(捨てるのも大変)ということで、掃除用ウェットティッシュでよく拭くことにしました。
11.ドライヤー
工業用ドライヤーというものも販売されていますが、DIYならヘアドライヤーで十分だと思います。
施工前の準備
新聞紙を敷く
プライマーを塗って施工する場合、床にボタボタ垂れる可能性があります。
室内で施工する場合はきちんと新聞紙を敷きましょう。
天板の汚れを落とす
ウェットシートで天板の表面のホコリや油を落とします。
先述しましたが、専門的にはラッカー薄め液というものを使うようです。
位置合わせ+カッティング
一通り拭いたら、ダイノックフィルムを広げて軽く位置合わせします。
今回L字デスクに施工するので、中央に余分な場所ができます。
位置合わせをしてから、余分な切り取りたい場所にマーキングします。
その余分な場所を、カッターと定規で切り取っていきます。
1cm単位でメモリがついていて、10cm単位でマス目になっているの簡単にまっすぐ切れます。
L字に装用に切り取れました。
次回へ続く
次回はいよいよ施工です!続きは↓から。