こんにちは、餅屋です☆
しばらくオタク喪女をしていた餅屋ですが、昨年秋に結婚することができました。
そこで悩んだのが、結婚式を挙げるか否かについて。
一応我々夫婦は、世帯年収1000万円超えのいわゆるパワーカップルです。※定義の仕方は諸説アリ
夫婦共に安定した職ではないので、実際の暮らしは質素倹約の日々ですが、
結婚式を挙げようと思えば挙げられました。
しかし、話し合いの結果、結婚式はせずにフォトウェディングにすることにしました
そこに至った理由などを書こうと思います。
目次
とあるパワーカップルが結婚式を挙げないと決めた理由
結婚式を挙げないというと、嫁である私は結婚式に憧れがない人間だと思われそうですが
そんなことありません、憧れまくってました。
昔からディズニー映画のビデオで、たくさんのプリンセスたちに思いを馳せてきました。
王子様と結婚して、王子様と手を取り合い、ダンスを踊る……
そんな夢をどれほど描いてきたか!
結婚式をしてお姫様になりたい!by三十路女
本気でそう思っていました。
ただきちんと考えてみると、
結婚式≠お姫様になる
当たり前ですが結婚式で実現できるのは、
お姫様っぽい雰囲気を味わうことだけです。
それだったら必ずしも結婚式を挙げなくてもいいんじゃないか。
本当の自分の気持ちと、結婚式を挙げることがマッチしているのかを考える必要がありました。
理由その1 夫婦ともに人嫌い
私は結婚式への憧れはそこそこありましたが、
他人や親戚を巻き込んでのビックイベントをするということに関して
1mmもワクワクしませんでした。
むしろ、大変そうとか面倒臭そう、という印象が強いです。
30年間オタクでひっそり生きてきた人間にとって、人を招くというのは親戚だけでも面倒くさい。
中にはイヤイヤ来ている人もいるだろうな、呼んでしまって申し訳ないな、
などと考えると自分たちの幸せに浸るどころではなくなります。
夫もまたしかり。
結婚式をしてお姫様になりたいのはやまやまだけど、人を呼びたくない。
森の動物たちぐらいでちょうどいい。
こう考えてみると、リアルなイベントとして結婚式を主催するのって苦行だなと思いました。
理由その2 結婚式に回す余力なんてない
入籍前後というのはやることがとても多いです。
・新居探し&契約
・お互いの両親の顔合わせ
・引っ越し
・嫁の姓変更(あらゆる銀行・クレジットカード・パスポート・免許証等)
我々のような共働き夫婦の場合、こういったことはすべて土日+有休にやることになるのですが、これがもうめちゃくちゃに大変でした。
ふたりともただでさえ仕事で疲れているのに、疲れをとる暇もなく土日がすべて予定で埋まっていきます。
結婚自体はお互い喜ばしいことなのに、忙しすぎると空気もピリピリしてきます。
「結婚式もハネムーンもいらないから、とにかく二人でのんびり過ごす時間をください!!! 」
これが入籍後の二人のしばらくの気持ちでした。
理由その3 やっぱりお金の問題
結婚式(挙式+披露宴)の費用はゼクシィによると、平均357万円といいます。
これはあくまで統計ですが、まともな結婚式をしようとしたら200万円くらいはかかるでしょう。
そもそも結婚式を挙げる人が減っている中、結婚式を挙げる人からはとことんお金を使ってもらおう、というのがウェディング業界です。
一生に一度だからと、あれやこれやと諦められずにいたらあっという間に300万超えなんてことに。
私達夫婦は世帯年収1000万以上のパワーカップルですが、
この先の夫婦生活を少しでも安泰に過ごしていくことを考えたら、なんとなくで200万円を費やせるほど豊かではありません。
もちろん本気で費用を抑えようと思えば抑えられます。
挙式オンリーで10万円以下とか……
でもでも、結婚式だけを目的にした場合は確かにそういう選択肢もあるけど、
なんていうか……
私のお姫様像とちょっとちがう by三十路女
結論 フォトウェディング最高だった
人嫌いで、面倒くさがりで、でもお姫様になりたい願望を叶えてくれる、それがフォトウェディングでした。
フォトウェディングとは、結婚式を挙げずに写真だけで済ますことを言います。
ちょうど結婚式の前撮りだけで終わる、といったところでしょうか。
正直、フォトウェディングで十分でした。
ドレスの試着やプランの検討をしたり、
ドレスを着て撮影の間に二人で撮り合いしたり、
ドレスから和装に着替えて和洋両方のお姫様になったり、
疲れもあまりなく、幸せモードのままお姫様気分を満喫しました。
むしろこれ以上たくさんあったら、お互い嫌になってたかも……
それから、フォトウェディングに関してはきちんとお金をかけました。
和装+洋装の2つのプランでスタジオ撮影し、20万円ちょっと。
きちんとプランにしたのでウェディングフォトにしては結構お高めですし、挙式だけよりも高いかも?
とはいえ、自分史上最高のお姫様になれましたのでとても満足しています。
Photoshop修正もしてもらいました(笑)
まとめ
結婚式に対する価値観は本当に人それぞれで、絶対挙げたいという人は挙げるべきだと思います。
一方で、私のような漠然と結婚式に憧れてたけど、心の奥底ではそこまで望んでいなかった、という人もいるのではないでしょうか。
そこら辺を踏まえて、一度自分の気持と徹底的に向き合うのは大事だと思います。
それがしっかりできていると、挙げるにしても挙げないにしても、意図せぬ時間の浪費や出費を抑えることができますよ、というお話でした。