こんにちは、餅屋です。
レタリングの勉強を始めて、ディバイダーというものを知りました。
(写真の下のディバイダはメディカルディバイダで製図用ではないですが小回りが効くので愛用しています)
コンパスの足は普通一方が筆記具、一方が針となっていますが、ディバイダーは両方が針になっています。
しかしこの製図道具、結構マイナーなせいかあまり情報が出てきません。
(検索するとCADソフトの機能とかが多く見られます^^;)
そこで、私が調べたディバイダーの使い方をご紹介します。
目次
ディバイダーの使い方
ディバイダの使い方は、大きく分けて3つの使い方があります。
(1)一定の間隔で印をつける
(2)長さを写しとる
(3)線分を分割する
順番に見ていきましょう。
一定の間隔で印をつける
ディバイダーを使ったことがない人でも、真っ先に思いつく方法です。
線上でクルックルッと回しながら穴を開けていきます。
長さを写しとる
ディバイダは一度開けばその長さを保ったまま固定できるので、いちいち長さを図り直すことなくいろんな線分にあててその距離を写すことができます。
レタリングでは文字枠をとるのに、同一の長さを何度も使用する場合があるので便利です。
また、文字の線幅を統一するのに、あてて目安にしたりもできます。
線分を分割する
ディバイダーというくらいですから、線を分割(divide)することにも使えます。が、この使い方は少しトリッキーです。
何分割でもできますが、今回はわかりやすく下の線分を3等分にするとします。
(手順1)線分の端から適当に線を引きます。長さ・角度は自由です。
(手順2)その線上に、ディバイダーを使って分割したい数の分だけ等間隔に印をつけます。間隔の長さは自由です。
(手順3)最後の印と、線分の最後を結びます。
(手順4)その線分と並行な線で、それぞれの印から分割したい線分まで線を引きます。三角定規を使うと良いでしょう。
(手順5)平行な線と、分割したい線分の交点に印をつければ
完成です。
同じやり方を使えば、理論上線分を11分割にも27分割にもできてしまいます。手でやる以上、多少の誤差はでてきてしまうのですが、、
終わりに
ディバイダーの使い方は以上になります!
ディバイダーの使い方に関しては、私も相当調べたので皆様のご参考になれば幸いです。