こんにちは、餅屋です!
先日、私の愛用の綿のセーターに穴が空いてしまいました。
おそらく洗濯した時に、ホックか何かに引っ掛けてしまったのでしょう。
しかし!
セーターは補修できるのが強み!
今回はダーニングという手法で補修していきます。
目次
ダーニングとは
穴の空いた部分を、糸や毛糸で簡易的に布を織ることで塞ぐ方法です。
セーターなどの編みものは、穴が開く≒その部分の生地がほつれて無くなっている という状態がほとんど。
無理やり縫って穴をを塞ぐと、生地が突っ張って強度が低くなり、もっと大きな穴に発展、ということも。
しかし、このダーニングを行えば、ちゃんと生地を補って補修できるのでそういう心配はありません。
むしろ補修した部分が補強されるかも??
補修に必要なもの
- 糸or毛糸(なるべく生地に近い色・材質のもの)
- 針(100均でOK)
- ダーニングマッシュルーム(今回は使用せず)
③のダーニングマッシュルームは今回使用しませんでしたが、生地の真ん中にあるような穴の場合はダーニングマッシュルームを使ったほうが良いです。
ちなみにダーニングマッシュルームは電球で代用できます。
家のどこかの電球をとってきてもいいかもしれません。(やけど・破損に注意)
糸の調達
糸の選びは、ダーニングにおいて一番重要と言っても過言ではないでしょう。
可能な限り補修したいセーターと同じ色・材質のものを探さなければなりません。
あえてセーターと全く違う色を使っておしゃれダーニングをする、という場合もありますが、個人的には補修は目立たなければ目立たないほど良いと思う派。
糸は通販で買わず、大きめの手芸ショップ(ユザワヤとか)に行って色合いを確かめながら選びましょう。
そしていちばん重要なこと!
お店で糸を探すときは必ず補修したい服を持っていきましょう。
イメージでなんとなく買っても、実物はかなり違うことがかなりあります。
補修を考えるとそもそもあまり奇抜な色のセーターは買わないほうが良いかもしれません^^;
今回は、綿のセーターだったので毛糸ではなく、刺繍糸を使いました。
刺繍糸が使えるかはセーターの材質によりますが、毛糸以上に色数が豊富なのが良いところです。
自分でもびっくりするくらいドンピシャな色を見つけられました。
ダーニングのやり方
ダーニングのやり方に関しては、ここで解説するより他の方記事が詳しいので、そちらにおまかせ!(笑)
下記記事が丁寧に教えてくれます。
私の場合、こういった正式なやり方を見つつ、わりと適当に自己流でやっちゃってます。
パット見変じゃなければそれでいい!が信条です。
セーターを補修していく
使用した針はダイソーで購入した100円針。
糸通しのいらないワンタッチ針がお気に入りです。
穴の周辺を適当に補強したら、経糸を縫っていきます。
続いて横糸。
穴部分の糸が詰まってきていい感じ。
完成
だいたい30分くらいで完成〜
補修箇所、一見わからないですね。
ここですよ
終わりに
セーターの補修いかがでしたか??
昔高価なカシミヤセーターの脇部分に大きな穴が空いてしまい、
「捨てるのは惜しいけれど修理に出すのも結構高そう。なんとか自力で補修できないか」
と調べた時に、ダーニングという方法と出会いました。
「ダーニング」というワードを検索すればやり方は一発ででてくるのですが、そもそも「ダーニング」という言葉を知らなかったせいでかなり調べてようやくたどり着いた記憶があります。
みなさんも、セーターの穴は諦めず、補修にチャレンジしてみてください!