日記

妊娠の記録①基礎体温ガタガタ、生理不順からの妊娠

現在妊娠5ヶ月ということで、そろそろ忘れないうちに妊娠中の記録を残したいと思いました。

1回目は妊活編。

もともとかなりの生理不順・基礎体温ガタガタで、軽い不妊治療(クロミッド処方・タイミング法)も経験しましたが授からず。

治療は諦めてマイペースに行く!と決心した途端、妊娠成功と、けっこうアップダウン激しい1年半の妊活期間でした。

あくまで私の場合は、という話になってしまいますが、経験したことを書こうと思います。

妊活の始まり

結婚して数年、いろんなことが落ち着いてきて、ちょっと退屈になり、そろそろ子供がほしいと思うようになりました。

そんなわけで妊活をスタート。

最初は避妊をやめただけでしたが、毎月「今回はできちゃったかもなぁ」とかどこかで浮かれつつ、「まぁそんな簡単にはできないか」…というのを繰り返しました。

基礎体温をとったりしたのですが、相変わらずガタガタで、高温期も低温期も無いのに勘でタイミングをとっていました。

そんな日々を8ヶ月ほど続け、今まで頭の片隅にあった疑念が少しずつ輪郭を現します。

「自分の身体に問題ある…かなぁ」

不妊の原因は女性側にあるとは限りませんが、自分の場合思い当たるフシがありすぎました。

①生理不順 生理周期は30~50

②基礎体温ガタガタ

③小さい頃からなぜか自分の生殖機能に問題があると思っていた

③なんかは完全思い込みだったりするのですが、①と②は重大かなと。

かつて婦人科を受診したときに「基礎体温的に見ると無排卵ですね、でもまぁ今すぐ子供が欲しくなければ大丈夫でしょう」みたいなことが何回もありました。

不妊治療専門クリニックへ

いよいよ自分の身体についてはっきりさせようと思い、検査のために受診を決意しました。

といっても、妊活という視点で検査してくれそうなクリニックってかなり少ない。

いわゆる普通の婦人科の病院は、生理の問題だったり妊娠中の診察だったりが多く、不妊の検査についてはあまり書かれていないんですよね。

そうなると不妊治療専門のクリニックということになるのですが、それも数多くあるわけではなく。

さらに自分は、婦人科関係で見てもらうなら絶対女医さんが良い!という気持ちが強いのでさらに絞られてきます。

そんなこんなで、初診の予約がとれたクリニックは1ヶ月待ち。

まぁ別に緊急の病気というわけではないので良いのですが。

検査とタイミング法

病院は完全予約制ですが、どうしても診察が前後してしまうので待合室ではたくさんの女性がいました。

初診でやったのは内診と血液検査。

内診ではとりあえず異常がないということで、次の排卵予定日に血液検査の結果も兼ねて受診することに。

あと初診でいきなり精液検査のためのポットを渡されて軽くビビりました。

帰って精液検査についての説明を夫にすると、夫はまだ受けたくないとのこと。

妊活に協力的でないとかいうわけではないのですが、複雑な男心としてなかなか気軽に受けられる検査ではないようです。

自分としては、まあそういうこともあるんだろう、という感じで自分の検査を着々と進めることにしました。

 

2回目の受診では血液検査の数値も異常はありませんでした。

卵巣年齢という、卵巣に残っている卵の多さを示すものがあるのですが、それだけ実年齢プラス1歳。

その時のストレスなどによっても変動するらしいですが、これだけはちょっとショックでした。

 

その後子宮卵管造影検査なども受けましたが、やはり問題なし。

排卵だけが問題ということで、排卵誘発剤を使ったタイミング法をしばらく続けることになりました。

 

治療の流れは、

生理開始日から14日くらいに受診、経膣エコーで排卵していなければ排卵誘発剤使用し、その上でタイミングをとるべき日を教えてもらう。

一週間後に再度検査して、まだ排卵していなければ再度排卵誘発剤の処方、タイミングとるべき日を再び教えてもらう、というのを、排卵するまで続けます。

私の場合14日で排卵しているorしそうなことは皆無で、大抵はその後2~3回通院でようやく排卵するという感じでした。

この治療を、生理が来るたびに繰り返していきます。

クロミッドとステップアップ

排卵誘発剤は最初こそ弱い薬を使っていたのですが、その後クロミッドになり、クロミッドも数が増えました。

このクロミッド、副作用が少ないとされているのですが、私の場合はこれを飲んでるとき情緒不安定になりました。

仕事もつらく、そこに妊活のストレスが重なり、何もかも絶望的な気分になりました。

あとは副作用の一つに子宮内膜が薄くなるというのがあるのですが、明らかに生理の量が少なくなりました。

内診で子宮内膜の厚さは診てもらうので、問題ないと言われるのですが、情緒不安定なぶんこの薬を信用できない自分もいたりして。

でもこの薬なしには排卵できないのではないかという強迫観念もあり、結構辛い日々が続きました。

 

結局タイミング法を半年ほど続けても結果は出ず。

その頃になってくると、そろそろステップアップについてそろそろ提案されるかなという気がしてきました。

不妊治療は大きく分けて、タイミング法 → 人工授精 → 体外受精 → 顕微授精の4ステップあります。

これはステップアップはお金的にも大問題で、

タイミング法(1周期1万程度) → 人工授精(1回2~3万) → 体外受精(1回25~26万) → 顕微授精(1回30万~)

となっています。

タイミング法からステップアップした人工授精、つまり精液を特別に選定・洗浄して膣内に注入する方法は、そこまで高額でないとはいえ妊娠率は5~10%程度。

仕組み的にも確率的にも自然妊娠とあまり差がないので、複数回行う必要があります。

それでいうと体外受精・顕微授精も、確率は上がるとはいえ必ず1回で授かる保証はどこにもありません。

 

こうなってくると、自分は子供を授かるまでにどこまでできるのか、という事になってきます。

いろいろ考えた結果、自分の場合人工授精も含めてステップアップはすべてしない、と決めました。

 

やはり金銭的な理由は大きいです。

正直貯金をはたけばできないこともないですが、そこまで金銭的に余裕があるわけでもありません。

子供を授かる可能性がいくらあるとはいえ、何十万もかけて保証のないギャンブルをする気にはどうしてもなれませんでした。

 

治療を始めてからもう半年経つし、治療も辛いし、もう本格的に諦めようかな、と思い始めました。

最後のクロミッドを飲み、タイミングをとり、病院で排卵を確認した日、これを通院最後の日にしようと決めました。

通院をやめるということ

通院をやめた理由は、治療が辛いという以外にもう一つありました。

それが、14日で排卵させる今の治療方針は間違っているのではないか、ということです。

例えば私の生理は30~50日周期ですが、平均40日周期なわけです。

そんな私がどんなに排卵をスムーズにさせても、生理日から考えて35日くらいに排卵日があるはずです。

これを14日で排卵していないことを異常として、そこからクロミッドによって20日とかに無理やり排卵させるのがいけないのではないか。

そんな疑問がありました。

 

とはいえ、通院しているともう自分には通院以外に子供を授かる方法がない、という感覚になってくるんですよね。

通院=妊活断念という図式。

そんな中でこの本が、通院をやめるのを後押ししてくれました。

この本が正しいかどうかはわかりませんが、本というのは自分の決断と同意見の本を選ぶと勇気がもらえます。

この本の中に不妊治療の整体とか出てきますが、そういうことは過信せずに、単純に不妊治療をやめるべきという点にしぼって読むと決断を助けてくれます。

もちろん、不妊治療を続けたいという人は不妊治療を推している本を読むべきです。

やれることをやって、期待せず、希望をもつ

通院をやめて数ヶ月はすべてをお休みしていたのですが、妊娠を完全に諦めたわけではありませんでした。

ちょっと落ち着いてきてからやったことは3つ。

①排卵検査薬での排卵日の特定

②『わたしの温度』という機器をレンタルし、基礎体温を特定

③週に2~3日は運動

①排卵検査薬ですが、日本製のはとても高価なので通販で海外の安いものを使用しました。機能は問題なし。

②わたしの温度ですが、専用のブラジャーのなかに体温を測る装置をいれて寝て起きると基礎体温を図ってくれるという代物。これで安定して基礎体温を図れるようになりました。

③運動は、任天堂ズンバ一択。いっぱい汗かきました。

子供をもたないことについて考える日々

妊活はただでさえ月1度(私の場合40日に1度)程度のタイミング以外にできることがありません。どんなに努力したくても、努力するすべがない、というものです。そんな中で、子供を持つ喜びよりも、このまま子供のいない一生になることをどう考えるのか、ということに向き合う日々でした。

 

いろんなことを考えて悶々としながら過ごす中で、ある一つのことに気づきました。

 

それは、このあともう自分のためだけに生きてもいいかもしれない、ということです。

 

正直、自分ではいろんなことを達成してきたと思います。

すべてが100点満点ではないけれど、自分という人間がとれる最高点をとってきたと思います。

一人立ち、仕事、そこそこ不自由ない生活、結婚。

これらは、世間が認めるいわゆる一般的な「幸せの王道」です。

 

この道はまだまだ続いていて、

子供を作る

子供を良い学校に入れる

子供が良いところに就職する

子供に良い人と結婚してもらう

孫の顔を見る……

と続いていきます。

 

こう考えてみると、ほんとキリがない。

なのでもし子供ができなかったら、このキリのない道に終止符を打つ良い機会なんだとある時気づきました。

 

子供は相変わらずほしいし、妊活は自己流ででも続けていこうと思う。

でも其の結果が駄目でも、不幸ではないんだということがすごく腑に落ちた一件でした。

 

良い意味ですべてを諦められたとき、妊娠発覚

そんなことを考えて自分なりに心の整理がついたとき。

生理日から30日後くらいに、排卵検査薬が反応しました。

薬なしで、です。

そしてきちんとタイミングをとり、生理の1週間後……。

 

まさかの、妊娠検査薬陽性。

は、はや!

排卵検査薬はまだ9千円分くらいのこっているのに…

 

妊娠を諦めた時に授かるというのはよくある話で、

赤ちゃんは生まれる時期を選んでくる、というのもよく聞く話。

自分にとって、子供のいない人生を受け入れること、というのがとても大事だったのかもしれません。

終わりに

妊活をやってみて思ったのは、想像以上に辛かったということです。

私は周りからの直接的なプレッシャーというものはなかったのですが、それでも「きっとみんな期待しているだろうし…」という目に見えないプレッシャーは感じていました。

それなのにそれに応えられない自分と、自分も欲しいのに出来ない辛さ、努力が報われるとは限らない辛さ。

ほんっと色々辛かったです。

それでも、あの期間が人間として成長させてもらった時間だと思いました。

妊活については、偶然の要素も大きいので、ここに書いてあることは医学的に間違っていることもあるかもしれません。

ただ、妊活中・妊娠中はものすごくたくさんのブログを読んで助けられたので、この記事が誰かの参考になればいいなと思います。

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